コラム

ヒマワリ

June 00, 2016コラムカテゴリ

ヒマワリはその巨大な花でよく知られている。
種子から抽出した油は、におい、味はあまりないが、ビタミン、ミネラルとくに鉄分が豊富でコレステロール含有率が低い。
種子の中身はナッツの味がしておいしい。
25%はたんぱく質。
生のままサラダにいれてドレッシングであえるか、中火のオーブンでこんがりやいてたべるとよい。
ヒマワリは土壌から多量のカリウムを吸収するので、種子を取り入れたあと、乾かした茎を燃やし、その灰を肥料として還元する。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

アメリカマンサク

June 00, 2016コラムカテゴリ

花は芳香があり、通常、秋、落葉後に咲く。
すべての部分に強い収斂作用があるので、血止めに、また、できもの、はれもの、捻挫の薬になる。
葉、小枝、樹皮を蒸留したエキスが市販されていて、スキントニックに、また、腫れ物を冷やし、痛みを和らげるのに用いられ、薄めた液は目の炎症を抑える。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

カンゾウ

June 00, 2016コラムカテゴリ

多年生草本。葉は羽状複葉で、小葉は就眠運動を行い、毎夕、葉をたたんでしなだれる。
地下茎と根をつぶして汁を絞り取り、棒状に固める。
これが、黒光りのする市販の棒カンゾウである。
お菓子として食べられるほか、飲料の味付けに用いる。
薬用としては、咳、風邪、のどの痛み、気管支炎を鎮静し、緩下剤として働く。
カンゾウは糖尿病の人がとっても安全な甘味料。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

セイヨウカキドウシ

June 00, 2016コラムカテゴリ

多年生植物。薬湯はジル・ティーとして知られ、非常に使う道の多い民間薬。強壮飲料。咳、風邪、腎臓の病気の治療に用いられ、月経痛を和らげる。
外用薬としては、疲れ目の洗い薬にもなる。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

ウッドアベンス

June 00, 2016コラムカテゴリ

多年生。根は褐色で繊維に富み、芳香がある。
葉も乾燥して使用できるが、根のほうが頻繁に用いられる。
葉と根は両方ともタンニンを含む収斂性のあるオイルを含む。
化粧水として使うと皮膚をさっぱりと引き締め、顔色すっきりさせるのに役立つ。
根は、よく洗って、数日ワインに漬け込むとワインに辛口のベルモット酒ににた風味がつく。
これは胃の不調を鎮静させる。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

セイヨウハルリンドウ

June 00, 2016コラムカテゴリ

この根には激しい苦味があり、食前酒、時にはハーブビールの風味付けに使用される。
強壮効果があり、発熱やあらゆる胃腸病の治療に、また、消毒作用のある傷薬として使用。
飲むときは一度にたくさん飲んではいけない。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

ヒメコウジ

June 00, 2016コラムカテゴリ

ヒースの仲間。多年生常緑樹。液質の果実には苦味があり、菓子類の味付けに使用。
芳香のある葉は組織を収斂させ、刺激する働きがある。
暖めてどろどろにしたものは、湿布としてリウマチの薬になる。
薬剤はのどが痛むときにうがい薬となる。
葉を蒸留してえられるウインターグリーン(冬緑油)はリウマチや筋肉痛の塗り薬としてよく用いられたものだが、現在はサリチル酸メチルをつかうのが普通。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

キバナノカワラマツバ

June 00, 2016コラムカテゴリ

ミルクを凝固させる働きがあることを表した名前がたくさんある。
傷薬になるハーブ。排尿を促す。薬湯は、皮膚の痛みを和らげる洗い薬になる。
甘いクマリンの香りがする。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

クルマバソウ

June 00, 2016コラムカテゴリ

ハーブティーにしてのむと、体を生き生きと元気づける効果がある。
葉や茎にクマリンが存在し、乾燥するにつれて甘い香りが強くなる。ポプリにも。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

ヤエムグラ

June 00, 2016コラムカテゴリ

ヤエムグラの仲間のうちで最もよくみかけられる種。
一年生草本。葉は小さな刺毛で覆われ、通りすがりの人の衣服につく。
果実もトゲトゲがあるので、衣服や動物の毛について運ばれる。
花が咲き始めたころ、全体を取り入れて乾燥する。
新鮮な葉と先っぽのやわらかい部分はホウレンソウと同じようにゆでると健康によく、栄養価の高い野菜となる。
体を強壮にするハーブ。硅素、その他のミネラルを豊富に含む。
乾燥した種子は炒って粉にするとコーヒーのかわりになる。
血液を濃くし、歯や骨を丈夫にし、顔色をよくする。
血液中の糖分が増加するので、糖尿病の人はとってはいけない。
鎮静作用はハーブティーにしてのむと不眠症の治療に適している。
外用としては日焼けしてただれた皮膚につかうと痛みを和らげる。
髪のリンスにつかうとフケ症の治療になる。

©Air Of Fragrance : Miho Yamaguchi

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