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セイヨウナツユキソウ
- 英名:meadowseet
- 学名:Filipendula ulmaria
- 科名:バラ科
特徴:
バラ科シモツケソウ属。花の香りは、アーモンドや蜂蜜ににて甘い。
葉の香りは、花とは異なりさっぱりした香りで乾燥するにしたがって刈りたての干草の香りになる。これはクマリンという物質のおかげ。
クマリンは乾燥すると干草に特有の持続性のある香りになる。
根、茎、葉など利用できる。
花が咲き始めたら、多年生の根を含め、全体を採集して乾燥する。
すべての部分に組織を収斂させる作用があり、葉の浸出液は下痢を治す。
花にはアスピリン(サリチル酸)を含み、神経過敏を静め安眠を促す。
乾燥した根50gを600mlの水で煮出してこい浸剤をつくり、収斂剤とし怪我や腫れを洗うのにつかう。
花を軟水に数時間浸し、濾して、洗顔の際に持ちいる。