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フェンネル
  • 英名:fennel
  • 学名:Foeniculum vulgare
  • 科名:セリ科
特徴:

多年生植物。花は真夏に咲く。
いくつかの変種がある。葉のつけねが肉質に肥大する一年生のイタリア・フェンネル(F.vulgare azoricum)など。
コリアンダー、トマト、マメ科の植物の生長を阻害するといわれている。
葉と茎は夏の間ずっと摘みたてを利用できる。
種子は色づくと穂のまま取り入れて風通しのよいところにぶら下げて乾燥し、下に布をしいて熟した種子をうけとめる。
フェンネルシードは体を暖め食欲を刺激する働きがある。
新鮮な葉は刻んで使う。ヨーグルトにまぜてもよい。
葉とむいた茎はさわやかな味のサラダになり、種子はパンやケーキをやくとおいしそうな風味がつく。
種子には濃厚な油が含まれていて、ほかのセリ科のハーブと同様、体を刺激し、消化を助ける。
疲れ目や目の炎症にはひとつかみの葉を水にいれて、15分くらい煮出し、冷えてから目を湿布する。
母乳の出をよくするともいわれている。
毒蛇により咬傷、その他の毒物の解毒剤になるとみなしていた。
力、勇気を鼓舞し、若さを持続させるという説もある。

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