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ゼラニウムブルボンローズに似た香気をもつゼラニウムブルボン。ゴージャスです
- 原料植物名:ゼラニウムブルボン
- 英名:Gerainum Bourbon
- 学名:Pelargonium roseum
- 科名:フウロソウ科
- 産地:マダガスカル(レユニオン)
- 採油方法:水蒸気蒸留
- 採油部位:葉
ゼラニウムは擬似ローズをつくるときに使います。
擬似ローズってなんだか変な言い方ですが、実際のところ、本物のバラはものすごく高いので、こういったバラの香気成分をもった植物を利用して擬似バラをつくるのです。
ゼラニウムは、甘く(甘いといってもバニラみたいなお菓子の甘さではなく、花の甘い感じ)フレッシュな感じがします。
副腎皮質を刺激することによってホルモンに作用し、調整し、バランスをとるといわれています。
さまざまな皮膚のタイプによいといわれ、クレンジング効果、リフレッシュ効果、収斂作用が期待できます。
緩和なトニックにもなるし、炎症をおこした皮膚にも使えるし、滞留状態にある脂性肌にもつかえます。
■マギーティスランドさんは、マッサージすることで胸を大きく(!!)すると著書に書いています。
ほほう。試してみる価値あるかな?
よく、ゼラニウムブルボンとエジプトはどうちがいますか?と質問されます。
正直その効果の大きな違いは私にはわかりません。
わからないのですが、香りは違うことがわかります。
ブルボンタイプのほうが香りがディープな感じがします。
レユニオンでとれるオイルにはプレミアがついていて「ブルボン種」として販売されています。
レユニオン=ブルボン。むかしブルボンと呼ばれていた島。
【歴史】
レユニオンの歴史は、他のマスカリン諸島の歴史同様、インド洋での覇権を目指すヨーロッパ諸国の抗争の歴史でもあった。
1642年、フランス王からインド洋での拠点確立の命令を受けた、設立間もないフランス東インド会社のブロニ総督が、現在のラポセシオンに上陸して所有を宣言。当時のフランス王朝と同じ「ブルボン」と名づけた。
その後殖民が始まり、当時ヨーロッパでは高級品であったコーヒーや香料などの栽培が本格化。
1810年、イギリスはブルボン島をフランスから奪い取ったが、1814年のパリ条約により再びフランスに返還され、名前も「団結」を意味するレユニオンに改名された。
地図をお持ちのかたはひろげてみてください。アフリカ大陸右下のほうにマダガスカルがありますね?
その近くにレユニオン島というのがあります。まだ私はいったことのない場所ですが、べチバーにもブルボン種があるし、アロマテラピー的にはとても大事なポイントなのです。