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私がなぜポーランドにいたかということ
February 17, 2017コラムカテゴリ
もんわりと・・・
日本で私は必要としてくれる会社がない(再就職がうまくいかなかった)のと、人生一度は海外で暮らしてみたいという憧れがあったため、こんな話にのっかってしまったのだ。
ポーランドで精油会社の女性が、上海にいくことになったので、その間、私にブロツワフにきて精油の仕事をやってほしいと。
もちろん断る理由がありません。25歳。若かった。
(その女性とはネットのメーリングリスト・・・精油関連の・・・で知り合いました)
ブロツワフはもちろん直行でいけません。時間だけはたっぷりあったので、マレーシア航空でのんびりのんびりいきました。
ポーランドの女性は、アメリカ人なので、英語を話しますが、基本、ポーランドはポーランド語です。友達作りたかったらポーランド語が話せた方が絶対いい。と、いうわけで、孤独だった私はブロツワフ大学の外国人枠、ポーランド語のクラスに入りました。ポーランド語をこれからやるよ、という自分のおなじくらいのレベルの様々な国からきた人たちと一緒に勉強しました。対格、アキュザティブ とか初めて知る文法構造。活用も多いし、男女と単数複数、自分を含めた複数とか男女が入り混じっているかとか否かとかで言葉が変わる摩訶不思議な言葉。今も音だけは覚えています。
基本オーダーは英語で受け取るのと、精油の名前はわかるので、ボトリングしてラベルをはって、出荷するというのは問題なくできたけど、それより問題がじゃんじゃん・・・それはまた後日書きます。よく、なんでポーランドにいたの? と聞かれるのですが、もうずいぶん時間がたっていて、はて?なんでだろう? という感じですが、すごくすごく自分にとってはよい時間でした。おいで、って呼んでくれた女性に感謝しています。(おいで、のあと帰れ、っていわれるんだけど)いいことばっかりじゃないよね。とにかく、目の前の課題を解決して前にすすむしかなく、ポーランドにいたときは、言葉が混沌としていて、わからないことだらけを想像力でカバーしていたので、私の理解に間違えも多いと思います。
cAir Of Fragrance : Miho Yamaguchi